晩秋のお山の幼稚園。秋日和とのコントラストが お見事で、用事に登っていることも忘れ、しばし感動に浸ってしまいます、いや、息の上がった小休止でしょうか。ああ、あと何回、お山の景色が見られるのだろう。そう思うと、急に切なくなり、長男の幼稚園での生活一日一日が とても愛おしいものに思える、今日この頃です。
分厚い本の中から、紅葉した桜の押し葉が出てきました。年少だった長男が見つけた落ち葉を、当時の担任の先生が丁寧に持ち帰らせてくれたのです。そんなエピソードを筆頭に、これまでバラエティに富んだ銘品の数々(息子にとっては宝物)を頂きました。今年は 年少に弟も加わり、より一層、ロマンに満ち溢れたコレクションが 我が家を席巻します。
言葉以前の記憶。お山の自然と出会い、日々、共にしている園児たちの 手ごたえのある日常は、受け身一方ではなく、感じる気持ちや 手を動かす知恵と工夫が たくさん詰まっています。こういう経験を積むことで、これから 彼らの生きる 底力になることは、言うまでもありません。秘密の庭、秘密の森、秘密の沢。これらを 遊びの場として 提供下さる園長先生、育子先生並びに先生方の有難い見守りの目のおかげです。
小さな表現者たちの出発点。そのストーリーのエキストラとして、ママの日に参加することが 今の密かな楽しみです。とは言え、なかなか出演出来ない ジレンマを抱きつつ。〇〇くんのお母さん!と かわいい声援に 喜びも一入、ますます頑張れます、いや、お疲れ様のお茶の時間にも 少しだけ アンテナが振れています。