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プチ教育相談

2019 3/05
園長だより
2019年3月5日2023年4月29日

園児と手をつないで歩いていると、ちょっとした教育相談を受けることがあります(グループを問わず、年度を問わず)。

「あんなー、おにいちゃんなー、おこられはるねん。」といった具合にです。

部屋の片づけをしていない、というのが叱られる理由の場合、そしてそれを伝える子が「自分はちゃんとできている」という立場で語る場合、態度にどこか余裕が感じられます。「だめねー、あのひとは」という感じで(つまりお母さんの肩を持つ感じで)伝えてきます(たいていは女児)。

一方、叱られる理由が、宿題をしなかったとか、テストの点が悪かった、という場合は、伝える子どもの態度もどこか神妙です(男女を問わず)。

そういうときは、私は親の肩をもち、「がんばれー、ておうえんしてはるんやね」と言います。

「ふーん(そうか)」で終わることもあれば、「でも、すごいおこられはるねん」と話が伸びる場合もあります。

そんなときは、笑って、「すごーくおうえんしてはるんやろね」と言ってねばります。

小学生の兄(または姉)が叱られる理由に学校の成績が絡む場合、なぜそのことを伝える園児の顔が煮え切らないのかについて心中を察すると、「しょうがっこうにいったら、じぶんも、ああやっておこられるのかなあ?」という予想をしているから、というのが私なりの答えです。

「部屋を片付けないで叱られる」というケースは、「自分は大丈夫」と思える場合は気楽ですが、学校の勉強は未知の体験になるので、兄姉が受ける対応は、自分の未来像になります。

筋を通し、だめなものはだめ、という叱り方も大切ですが、あとでふりかえり、あれほど言うんじゃなかった、と思えるケースの場合、つまり、どうしても感情が入りすぎる場合、できれば、その感情を「努めてほめる」方向で生かしてもらえたらと思います。

保護者会では何度も言った話ですが、わたしのおすすめは、試験の〇のついた箇所だけを指さして、「100点だ」と言って喜びあいます(本気でうれしい気持ちを前面に出して言うのがコツ。演技が下手だと痛烈な皮肉に受けとられるので逆効果)。5問中3つしかできていない場合、大人のものさしだと60点ですが、あえて子どもになった気持ちで「できたところだけ数えたら100点だ、すごい!」と考えてみます。

そのあとで、「この調子でできなかったところもできたら、『全部100点!』」と言うと、言われた方はやろうという気になります(低学年であるほど素直にそう思います)。

一方、「できた」箇所にも目を向けて、とめやはねがやや不十分であるとか、字が少しいがんでいる、といった場合、まるはまるでも、「こう書いたらどうか」と、別の紙に丁寧に書いて見せると「なるほど、たしかにそのほうがよい」と思えます。「こう書きなさい」と最初から命令口調だとこれも逆の効果を与えますので、「できたところは100点」と盛り上がった流れに乗せて、さりげなく、「ほんとうにできる」ということがどういうことかを確認することが大切です(字をていねいに書くことからはじまり、学年があがれば、『ここ、できているけど、どうしてこうなるか口でいえるかな?』と掘り下げること等)。

要は、学校でやりとりされる表向きの評価(試験の結果)だけに一喜一憂せず、各家庭なりに本当に大事にすべきこと(ていねいに学ぶ姿勢や、深く掘り下げる学習態度も含めて)を日頃から親が伝え、それを見守る姿勢を持てば、長い目で見た場合、目先の点数はさほど気にする必要はない、というのが私の考えです。

幼稚園に通う弟や妹が、「学校に行くことをわくわくできるように」学校に通う兄、姉への対応について一般的なことを少し書いてみました。

平成31年3月4日 園長だより

園長だより
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