今日は敬老参観日でした。

多くの方々にご来園いただき、誠にありがとうございました。

子どもたちも、いつもとは違う雰囲気の中で、温かい応援を受けながら、張り切って過ごしていた様子が見られ、何よりでした。

子どもたちにとって、おじいさん、おばあさんの存在は計り知れないほど大きなものです。

大人である私たちも、幼少時代を振り返ると、そのことがよく分かるのではないでしょうか。

日本の昔話の多くが「むかしむかし、あるところにおじいさんとおばあさんが住んでいました」で始まります。

子ども目線で見ると、祖父母はちょうど良い距離感が感じられる存在なのかもしれません。

たしかに、「むかしむかし…お父さんとお母さんが…」では現実的すぎますね。

たまにしか会わない関係でも、その一言一言、一挙手一投足が子どもの心に強い印象を残すものです。

私の記憶に残る祖父は、父方も母方も厳しさと優しさを併せ持ち、それぞれの生き方を通して、人としての在り方の芯を教えてくれたように思います。

園児たちを引率していると、時折、「今日は嬉しいことがある」と言われ、「何があるの?」と尋ねると、「おじいさん、おばあさんが家に来てくれる」と嬉しそうに話してくれます。また、逆に週末におじいさん、おばあさんの家に行くことを楽しみにしているという話を聞くこともあります。

来月は運動会があります。祖父母競技もございます。多数のご来場をお待ちしております。

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