今日は入園式を無事に終えることが出来ました。
会場を拝見し、ドキドキもあるけれど、むしろワクワクした笑顔のお子さんが多く感じられ、頼もしく思いました。
明日からが楽しみです。
去年はほぼ満開の桜がお祝いしてくれましたが、今年は早新緑の季節到来といった趣です。
保護者から「チューリップがきれいですね」というお声もいただきました。
ヤマブキも見事ですが、チューリップのすぐ下あたりでカラタチが白い花をつけています。
私は日頃幼稚園の先生に「毎日雪が降っている」という謎の言葉を伝えるのですが、要は自然の恵みは毎日手を変え品を変えてなにかある、その「なにか」に気づくことが大切、という意味ですが(雪は誰の目にもわかりやすい一例に過ぎない)、同様に私達の幼稚園の園庭は桜やチューリップ以外でも、もちろんカラタチやヤマブキ以外でも、無数の形で春の訪れ、深まりを告げるメッセージを毎日送り届けてくれます。
大人は努力しないと気づきませんが、子どもたちは自然にその変化を受け入れ、心に何かを刻みます。
今日も写真撮影の直前まで、夢中で落ち葉を集めている子や、眼下に広がる眺めにじっと見入っている子など、心の中ではいろいろな絵が描かれているのだな、と感じさせられる様々な姿が見られました。
明日からいよいよ幼稚園が始まります。
子どもたちと一緒に登園するのが今から楽しみです。