山の学校主催の「ラテン語の夕べ」を24日(土)の夜に開きます。

20年ほど前からやっています。

10年以上前までは幼稚園の園舎や京大会館で開いたりしましたが、今はオンラインだけです。

目下、岩波文庫の『ギリシア・ローマ名言集』(柳沼重剛)を毎月10ずつ紹介しています。

語学は、短い時間にたくさん読んだり聞いたりできる力が尊重されますが、古典語は想像力豊かに短い言葉から多くのイメージを汲み取ることが大事になります。

中国の古典についても同じことが言えます。短い言葉でも座右の銘と呼べるものと出会えるチャンスが転がっています。

ただし紹介する側にとって、意訳の形で伝える傾向があるので、できれば出典をきちんと押さえた本が望ましいです。

素の状態で受け止めてこそ(=原文そのものを丁寧に読み解いてこそ)、自分の想像力を解放させられます。

ラテン語の本格的な名言集としては、研究社の「ラテン語名句小辞典」がお勧めです。正確さはぴか一です。

私の趣味のページでは、1000以上の格言を解説付きで紹介しています。

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