今日は快晴の下、無事第57回運動会を終えることが出来ました。
年少児は初めての運動会とは思えないほど堂々と行進したので驚きました。お遊戯も思わず年中児かと目を疑うできばえでした。4月からの大きな成長をどなたもが実感されたのではないでしょうか。
年中児はだるまリレーで勝ち負けにかかわらず、二人でていねいにだるまを運ぶ姿がすばらしかったです。
ほしぐみチームのエピソードを一つ:クラスでどうしたら素早く受け渡しができるか?みんなで話したさい、ある女の子が、だるまをもらうとき、「ありがと」と声をかけたらいい、と言ったそうです。
クラスが一つになって、心と心をつなげて走った思い出は一生の思い出になると思います。
お遊戯も運動場を一杯につかった楽しく、ダイナミックな演技でした。曲もアレンジも楽しく、何より子どもたちの笑顔が輝いていました。
年長児は、最後の運動会ということで、最年長学年にふさわしく、すべての演技に力と心がみなぎっていました。10月1日にも披露したことになる「オーシャンゼリゼ」の旗体操は、やはり今日のような雲一つない青空の下でこそいっそう鮮やかに見えました。(曲と演技が今もリフレインします。)
後半最初のお遊戯、「ボン・ボヤージュ」も静と動のバランスがよく、本当にすばらしかったです。
なんといっても運動会の花はリレー。男女とも心に残る名勝負でした。練習では狭い公園のトラックのため、力走したくてもカーブでふくらむことがあり、不完全燃焼だったのではないでしょうか。今日は、あの広い小学校の運動場で、一人が一周=100メートルを全員が受け持ち、誰もが気持ちよさそうに全力で駆け抜けました。
誰一人転ぶ者もなく、小学生顔負けの力走を見せてくれたことは、年少、年中の子どもたちだけでなく、私たち大人にとっても、力一杯がんばることの立派なお手本を示してくれたように思います。
一人一人が持てる力の最高を発揮し、全体で完全燃焼できたとき、勝ったチームも負けたチームも今日のお天気のように、最高の笑顔を見せることができたのだと思います。
今年は前回のあいにくのお天気のため、二度にわたって役員を快くお引き受け下さったお父様、お母様がたをはじめ、各種競技に積極的にご参加下さったすべてのみなさま、また、朝早くから駆けつけてくださったご家族、来賓のみなさま・・・。すべてのみなさまのおかげで、今日は心に残る運動会を開くことができました。心より感謝申し上げます。
子ども達の胸の金メダルが生涯心の中で輝き続けることを祈ってやみません。