今日は四月のお誕生会でした。
四月生まれのお友だちは名前を呼ばれて前に出てプレゼントをもらいます。
子どもたちからの歌のプレゼントに続いて、先生たちからは、上の写真のような象さんが出てくる楽しいお話を見せていただきました。
演技を見る目は真剣そのもの。
四月生まれの子どもたちは最前列で見ます。
私から最後に短いお話をしました。
「赤ちゃんとお兄さん、お姉さんの違いは何か、ゆっくり考えてみてください」という内容でした。
今朝、山道を登ってきたとき、最前列の年少児が石段に躓きましたが、しっかり両手をつくことができました。それをみて、「赤ちゃんは両手がつけない。さすがお姉さんになったね」と言ったのですが、その子は自分が「赤ちゃん」と言われたと思ったようで、「わたしは赤ちゃんじゃない!」としっかりとした声を返しました。「手が小さいだけや!」とも。
よく考えてみれば、私の日本語は遠回りな言い方になっていて、誤解されても仕方がない気もします。それにしても、しっかり自分自身を見つめる目を持っているなと感心しました。
年少児も含めたお誕生会の場で、今日はどんな話をしようかと考えていたのですが、この出来事をきっかけとして、上で述べたような「赤ちゃんとみんなの違いがなにか?」を意識して考えてもらおうと思った次第です。