今日も暑い一日でした。

午前はどのクラスも力いっぱい外で遊ぶことができました。

第1グループは帰り道、昨日に続き造形大(否、京都芸術大)のバス停の木陰でお茶のみ休憩しました。

私は年少の子の水筒の出し入れを少し手伝い、全員飲んだのを確認し再出発しました。

歩き出すと、手をつないでいた年少女児が「園長先生はうそつき」と言い出しました。

「え?」と聞いていると、どうやら「自分でやる」と言ったのに、私がその子の水筒を(勝手に)かばんに入れたというのです。

あ、しまった、と思いました。その子はお茶を出すタイミングが少し遅れていたので、その子が飲み終わる少し前に「そろそろ片付けましょう」と声をかけ、その子が水筒を入れるのも手伝った(というか私が一人で入れてしまった)のでした。

嘘をつくというのとは少し違うかもしれませんが、不快に思ったということはよくわかりました。

「ごめんね、自分でやろうとしていたのに、勝手に入れてしまったね。これからは気を付けるね。」と謝ったのですが、今朝はその子のお誕生写真を撮影したことを思い出し、お姉さんになった自覚をもって何でも自分でやろうという気持ちに燃えていたのに、私が水を差したのだとあらためて思いました。

子どもたちと一緒に歩いているといろいろ世話すべきことが生じます。靴が左右逆の場合ははきかえるのを手伝ったり、カバンのふたが開いたままの場合は、さっと締めてあげたり、鼻をかんでやったり、など。子どもにさせてもよいことを、時間短縮のため無意識のうちに私がさっと手を出していたな、と反省すると同時に、一人一人の個性をまだまだ把握できていないと思った次第です(どの子には何をどのあたりまでやる必要があるか、というラインには個人差があります)。

別の話題ですが、朝はどのグループも若干涙する子がいるようです。第一グループもそうなのですが、いろいろ話を交わすうちに気持ちが紛れて、ケロッとするようです。大人もそうですが、8月までの生活のペースと9月以降を比べると、心理的にも体力的にも大きな違いがあると思います。暑さも徐々に和らぐでしょう。それとあわせて心身とも9月以降の生活のリズムに慣れていくと思います。

明日からお弁当をお願いします。園での生活時間が長くなり、各自とも楽しみをじっくり追求する時間的余裕が増えるので、好循環が期待できると思います(昨日、今日は幼稚園に着いて遊んだらすぐに帰る、という展開)。

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