昨日雪にちなんで非日常の話をしましたが、絵本を開けると毎日非日常を親子で楽しめます。

文学はフィクションですが時代と空間を超えて私たちの心をとらえます。

想像力によって心の映写機に映像が流れます。

リアルをリアルに追及するためにも想像力は豊かであるべきです。

非日常、想像力、というキーワードから、接する本は多いほどよいと思われがちですが、事実はおそらく逆で、お気に入りの本をボロボロになるまで繰り返し読むことで、想像力は磨かれます。

すぐれた作品は何度読んでも「読み落とし」があります。

読み返すごと、「何度読んでも中身は同じ」という思い込みがよい意味で崩れる心地よさを味わうでしょう。

私はそれが「本を読む楽しさ」の大事な要素だと思っています。

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