「山の学校」は開設から20年以上経ちました(2003/04~)。
開設当初から、小学生の部は、「しぜん」、「かず」、「ことば」があり、今も当時のままの雰囲気が継承されています。
今日は、開設10年目の記事(by Ikuko先生)を懐かしく読み返しました。
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山の学校だからできることとして、中学、高校生向けの哲学のクラスをぜひ作りたいと思っています。
日本語で「哲学」と言うと言葉が重く響きますが、それは日本社会の、あるいは日本の教育の弊害です。
明治開国当時にフィロソフィーをそのように訳してまだ200年も経っていません。
フィロソフィーは「知を愛すること」です。だとすれば、幼稚園児は立派なフィロソファーの集まりです。
私は自分が幼稚園児だったら楽しいと思える幼稚園を作りたいと思いますし、同様に、自分が小学生だったら通いたい小学生のクラス、中学生だったら学びたいクラスを作りたいと思います。
よい先生が見つかればぜひ四月からスタートさせたいです。
条件は、子どもたちと同じ目線で言葉を大切に扱えることで、これは幼稚園の先生にも求めていることであります。