昨日は第63回卒園式を無事に終えることが出来ました。今年は青空に恵まれ、太陽はまぶしいほどでした。
一人一人のお名前を読み上げ、卒園証書を手渡しました。大事に受け取る姿に心からエールを送りました。
卒園児保護者全員が企画された謝恩会は心に残るものでした。第一園舎を使ってのお食事会では、手にするもの、目にするものの一品一品が心温まる手作りのものでした。
第三園舎でのお楽しみ会は、寸劇あり、クイズあり、随所に工夫を凝らした企画が目白押しでした。
特筆すべきは、会の途中で、卒園記念の新聞が配達されたことです(保護者による取材・編集・印刷)。朝の式の写真がトップ記事を飾り、裏面には私と育子先生へのインタビュー記事が載っています。言葉による記録は、大切な思い出を未来に伝えてくれる宝物だと思います。
楽しい三年間があっという間であったように、こうして楽しい謝恩会の時間も矢のように過ぎました。
謝辞の中にあったように、十年前も今も変わらない、そしてこれからも変わらない幼稚園でありたいと思いました。
最後にご挨拶をさせていただきましたが、その中で紹介した蕪村の俳句は5年前の謝恩会の場で園児に披露した思い出があります。今回は保護者へのメッセージとしてご紹介させて頂きました。「かたつぶり・・・」の俳句共々よろしくご愛唱下さい。
今まで賜りましたご支援に深く感謝申し上げますとともに、この日巣立っていった子どもたちの未来がこの日の青空同様に明るく、まぶしく輝きますことを心よりお祈り申し上げます。