今日は朝からあいにくの雨降りでしたが、子どもたちは雨を者ともせずに元気に山をのぼり、先生やお友だちとの再会を互いに喜び合いました。
始業式では、二学期の目標として「お友だちを大切にしよう」ということについてお話をしました。
一学期の目標、「よし、やろう!」という、物事に挑戦する気持ちをもち、実行することは、ある意味で自宅でもできます。その証拠に今日は、夏休みに様々なことにチャレンジし、おおいに自信を深めたお顔をたくさん目にすることができました。
「自転車が乗れるようになったよ!」、「顔を水につけて泳げるようになったよ!」、といった「~ができたよ!」というお声はうれしいものです。子どもたちには、これからも様々なことに前向きな気持ちで取り組んでいってほしいと思います。
一方、お友だちとの関係は、家の中にいてその大事さを学べるものではありません。幼稚園という社会に身を置き、互いに生活を共にする中ではじめて学べるものです。
時にエゴを出して喧嘩をしたり、その後譲ったり譲られたりすることで関係が修復されていくことを経験することも大切です。毎日喜怒哀楽をともにしながら、子どもたちは、友達のかけがえのない存在を経験として心の中に蓄積していくでしょう。
幼稚園時代の思い出は人生の宝です。人を大切にし、人から大切にされる経験の一歩一歩を、私たちは何より大事なものとして見つめ、応援していきたいと思います。