昨日は最後の俳句の時間でした。
梅咲いて 喜ぶ鳥の 気色かな 芭蕉
園児たちは、劇のフィナーレの勢いさながら、おなかから大きな声で発声し、全員声を合わせます。「劇終わり、喜ぶ子らの、気色かな」と言いたくなるような、この時期ならではの園児の迫力ある姿がそこにあります。
きっと江戸時代の寺子屋では元気な子どもたちが大きな声で論語の素読に励んだのだと思いますし、その姿に負けぬくらい、立派に発表出来るようになった年長児たちをあとしばらくで送り出すのだと思うと、うれしさと寂しさが相半ばします。
それぞれの学年、それぞれのクラスにおいて、心残りなく、有終の美を飾ってもらいたいと願います。