今日は夏期保育二日目でした。
今日のメインの予定はライオンプールでの水遊びでした。私はずっと部屋で原稿を書いていました。今日年長児にお話する「怖い話」の原稿をです。
1つめは「三枚のおふだ」で、2つめが「たのきゅう」でした。原稿を書くというのは言い過ぎで、すでに流布しているお話をもとにして、私が園児を思い浮かべながらセリフや設定に手を入れる作業を予定のギリギリまで行いました。
つきBぐみの部屋に行くと先生が電気を消して暗くしてくれました。お話のはじまりです。通常の「三枚のお札」より随所に細かい表現を入れてリアリティーを高めました。子どもたちは物音一つ立てずに最後まで聞いてくれたのでよかったです。
どちらも本当に怖い話かというとそうではなく、とくにふたつ目の「たのきゅう」は、峠でうわばみがたのきゅうに名前を聞くあたりから、「これは怖いのでなくて面白い話なのでは?」という安堵感が子どもたち全体に漂い始めました。
終わってから「怖くなかった」という声があちこちから聞こえたので、それでよかったと思っています。
それぞれ10分ずつ、合計20分間こどもたちはじっと座って話を聞いてくれました。私はこれだけ集中力が続くことに成長を感じました。
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