今日は第60回目の入園式でした。昨日同様お天気に恵まれ、無事に式を終えることができました。

桜の花は今が満開ですが、夕方にかけて少し花びらが散り始めました。その様子を見ていると、なんだか桜の花は、私たちの「ハラハラ・ドキドキ」の気持ちの象徴のように思えてきます。

花びらがハラハラと散りゆくにつれ、このドキドキの気持ちもいつしか「ワクワク」に切り替わっていくのですね。

今日、明日にすぐ、というわけにはいかないのですが、いつまでも桜が咲いているわけでないように、いつか必ず私たちのドキドキした気持ちもどこかに消え、代わりにワクワクの気持ちがわき上がってくることでしょう。

チューリップが咲き誇るころでしょうか?それともタケノコがニョキニョキ出てくるころでしょうか。

見つめる鍋は煮えない、という言葉があります。「まだか、まだか」と張り詰めた気持ちになるよりも、おおらかに何かを楽しみに待つスタンスのほうが、得策なのでしょう。言うは易く行うは難し、ではありますが。

私自身、この日記の過去ログを読み返してみました。過去の4月の送迎の様子を振り返るにつけ、あのときの○△ちゃんが泣いていたなんて想像もできないなあ、といった感慨にふけることができます。

そのときには、「明日こそ」の思いで私自身必死でしたが。

先日、卒園児が遊びに来たので、入園当初のことを聞いてみました。こちらが想像する以上に、その時分のことを覚えているのにびっくりしました。とくに、よく泣いていたお子さんほど(笑)。

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