多数のご来園をいただき、有り難うございました。第一回目と同じスライドを使用してお話させていただきましたが、趣旨は同じでも話の流れはまったく異なる内容になった気がして、大勢の人の前でのお話は、我ながら筋書きのないドラマだと痛感させられます。
ポイントは次のようなものでした。教育において大切なことは、「急がばまっすぐ」ではなく、やはり「急がば回れ」であること。また、「かわいい子ゆえ旅をさせない」のではなく、やはり「かわいい子には旅をさせよ」であること。
さて、アンケートでいただいたご意見に次のようなものがありました。
1「子どもを信じること。自分の足で立って人生を歩んでいってほしいと、強く思いました。」
2「子どものもっている力を私も信じ、子育てをしています。”便利”、”楽”、”早い”を良しとする今の時代に、このような方針の幼稚園があることを嬉しく思いました。」
はじめに述べました通り、本園の教育方針は、時流に背を向けた「逆説」のように聞こえますが、こうしたご意見を拝読するにつけ、私たち教職員一同勇気づけられます。有り難うございました。