論語
11日に保護者有志を対象とした論語の素読をしました。
今日学んだのは、次の言葉です。

子曰(のたま)わく、
「学びて而(しこう)して時に之(これ)を習う。
亦(また)説(よろこ)ばしからずや。
朋(とも)遠方より来たる有り。
亦楽しからずや。
人知らずして慍(うら)みず。
亦君子ならずや。」と。

なお、私の読みは『論語解義』(簡野道明)によります。

この言葉に関連して、小学校以上の学びの世界で大切にしたいこと、親として気をつけておきたいことについて、いろいろコメントをさせていただきました。最初は扱う言葉も含め、紙の資料を用意しようとも思ったのですが、幼稚園の俳句同様、音を使ったやりとりにとどめることにしました。同じ言葉を扱っても、子どもたちには子どもたちに響く言葉となり、保護者には保護者に響く言葉になる点が、論語の深さだと感じました。

保護者対象の素読は初めての試みでしたが、私自身は有意義な時間に思えたので、また機会を見つけてこのような試みを続けていきたいと思います。

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