今日は新しい芭蕉の俳句の2回目でした。時間は午後1時から。ん?一昨年以前まで、俳句の時間は朝一番の9:30からというのが従来の時間割でした。
昨年は様々なチャレンジをする中で、どうしても朝いちばんに俳句をすると午前の活動時間に制約ができる、という判断から、11月以降午後から俳句に取り組むようにした経緯があります。
今年は前回まで9時半スタートでしたが、今日は「谷遊び」に出かけるため(=午前の時間に余裕を持たせるため)俳句の時間を午後にした次第です。
当然子どもたちは疲れもあり、集中しづらい条件での取り組みとなります。
それは織り込み済みであり、むしろ、そうした条件でも集中すべき部分は集中できるよう適切に言葉をかけようという腹積もりで午後の俳句に取り組みました。
今日は要所要所で声をかけるだけで、自分たちで軌道修正ができていました。
朝一番でしっかりできるのもよいのですが(=前回の参観日ではそこをご覧いただきました)、午後であっても小学校に入ると大事な教科の勉強が午後になる場合もあり、その条件でもよい姿勢で取り組めるように導きたいと思います。
午前は戸外で思い切り遊びきり、午後は俳句の時間にしっかりとりくむ・・・というメリハリのついた1日に今日はなったようです。
俳句といえば、芭蕉や一茶の俳句を徹底的に朗誦する、いわゆる受け身の極致のような取り組みを基本としますが、一方で子どもたちが見よう見まねでつくった5,7,5の「俳句」(=季語がないとかで厳密には俳句とは呼べない場合もありますが、私たちは「俳句」とみなします)を全員の前で紹介する時間もあります。
今日は、朝の登園時に「ハイ!」と笑顔で手渡された俳句を皆の前で紹介しました。
(名前の部分は消してあります)
ちょうど昨日も今日も吹き抜ける風も気持ちよく、さわやかなお天気です。その風を擬人化して俳句に表すとともに、それが友だちのように自分のそばに「いる」気配を絵で表現してくれました。
子どもたちと一緒にこの俳句を声に出し、この日の取り組みを終えました。