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今日は通算5回目の俳句の時間でした。4回で1つの俳句を扱いますので、今日から新しい俳句に挑戦です。

黙想に続き、新しい俳句を紹介し、みなでそれを繰り返し朗唱しました。誰にとっても「新しい」ものとの出会いは心弾むものです。子どもたちは正直にその喜びを顔に表しています。

全体で何度繰り返したかわかりません。意味や解釈を伝える前に、ひたすら声に出して「なじむ」ことが大事です。親しい友だちの名前を口にするときのように、愛着をこめて自然に言葉を発することができる・・・。それを第一のねらいとします。

過去から今までの俳句の時間をふりかえると、「この俳句どういう意味?」と子どもたちに聞かれたことは一度もありません。それは結構重要な事を意味しているという気がします。

今までの私のパターンでは、最初に簡単に(ほんとに一言、二言)内容の説明をしてきたので、それで十分だと子どもたちが判断するためなのか、それとも、そもそも子どもたちにとっては俳句のリズムが心地よく、意味や内容には関心がないためなのか、私にはよくわかりません。

いずれにしても、今年は今までと少しパターンを変えてみて、内容の説明はずっと後回しにしようと考えています。いや、ただひたすら朗唱を繰り返し、それだけで終わってもよいとさえ思っています。

もし折を見て内容についてふれる機会がくれば、そのとき必要なことをいうつもりです。

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