劇の練習はそれぞれのクラスで二度ずつ立ち会いました。初日は両クラスで去年の劇のビデオを観ました。

二つのお約束をしました。

一つ目は「しっかり練習してくること」です(おうちの人には家で練習していただけるようお願いしてあるからね、と伝えました)。

二つ目は「静かにすること」です。本番で舞台に出る時間はわずかです。その他の大半の時間は舞台の袖で息を潜めてフィナーレまでひたすら「待つ」のみです。このとき、ひそひそおしゃべりしたらどうなるか?皆に問いました。

劇の難しさはこの二つを同時に成り立たせることにあります。「こんなに難しいことだけれど、みなやれるかな?」こう聞くと、全員しっかり頷きました。

すべてはこの「やるぞ!」という自覚からスタートします。

子どもたちには、2番目の練習(静かにすること=他のお友達の練習を静かに見守ること)は、1番目の練習を家でやってこなくても、「今」できることだ、と伝えています。

お気づきの通り、1番、2番の二つのお約束は、劇の成功のためだけに意味を持つものではありません。言うまでもなく、小学校に上がられてから、この2つの実践はご本人の学校生活でしっかり学ぶために計り知れない意味を持つでしょう。

では、今から劇の練習に行って参ります。今日はAクラスです。

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