今日は朝一番からお庭が賑やかでした。年長児が上と下の庭を使ってサーキットをしていました。上の庭には鉄棒が置かれ、それをくぐってぐるぐる何周も走っていたのでした。
みんななぜか笑顔で走り続けていました。体を動かすことが大好きな子どもたちでした。鉄棒の得意な子は前回りや逆上がりをして走りました。逆上がりがしたい!と強く願っている子どもも鉄棒のところでチャレンジし、先生の援助を受けていました。
私はあちこちで写真を撮りながら声援を送り続けました。心がスカッとするほど、みなの頑張りがすばらしいと感じました。(いわゆるサボる人は誰もいませんでした)。
さて、その後10時からAぐみ、Bぐみの順で劇の練習(初回)を行いました。
私の感想はひとこと、みんな花丸でした。みなが一生懸命練習に取り組みました。がんばってできるようになりたい、というまじめな気持ちが痛いほど伝わってきました。私は一人一人としっかり向き合い、おなかから声を出し、見本を示し、応援しました。子どもたちの目を見ていると、それは自然とできることでした。そのやりとりを周りの子どもたちも固唾をのんで見守ってくれました。
Aも30分、Bも30分、全員「声を出す」ことができ、(なかには家でほとんど覚えてきたので私の手助けの要らない子もいました)、私は清々しい気持ちで部屋を後にしました。
あとで考えたのですが、両担任の先生が工夫されたとおり、朝一番で体を存分に動かしたことがよかったようです。園児たちは体と心がつながっています。ウォーミングアップが十分出来たため、みな心がはればれとし、気持ちを入れて練習に取り組めたのだと思いました。