今日は各学年とも発表会の練習に集中して取り組みました。
私はつきAの舞台練習に立ち会いました。
無事最後まで通したあと、全員が一生懸命がんばっていると労をねぎらったあと、「この中に、『まだ声を大きく出せるけれど、その自信が出せずにいる』という人はいますか?」と尋ねました。
一人の女の子が手をすっと挙げました。私は間髪入れず「えらい」と言いました。
手を挙げた子は、確かに台詞はしっかり覚えているものの、まだまだ頑張れば大きな声が出せるのに、と気にかけている子でした。
すると、二人、三人と手を挙げる子が続きました。そして、どんどん手があがり、見ると全員にこやかな笑顔で手を挙げています。
自分に対する、あるいは最初に手を挙げた女の子に対する力強いエールのような挙手でした。
私は「みんな、えらいね。残りの練習の日、その気持ちがあれば、このクラスの劇はもっともっと素晴らしくなると思います」と締めくくりました。