ちょうど一年前に書いた記事を読み返しました。
学校での評価をどうとらえ(=どう「見る」か)、子ども本来の意欲をどう「守る」のか、というテーマです。
何をどうすればよいか、ピンとこないことが最初は多いです。
自分自身「あのときは見守ってもらえたな」とふりかえる思い出があれば、それを手掛かりにするのがよいでしょう。
誰であれ、ふつうはほとんど「見守ってもらえなかった」、「点数の事ばかりいわれた」、「比較されて悔しかった」というマイナスの記憶が支配的だと思われます。
それでも何かをきっかけに、「でもあのときはうれしかった」、という記憶がよみがえればしめたものです。
それは自分の身になって考えてくれた親や先生の優しさを思い出すときです。
その感覚を甦らしつつ、「今がそのとき」と思うことができれば、言葉や態度の調整はいくらでも可能です。