昨日の俳句の時間に「なせばなる、なさねばならぬ、なにごとも。ようざん(上杉鷹山 うえすぎ ようざん)」を紹介し、みなで朗唱しました。
大人にとって言わんとすることは自明ですが、5,7,5のリズムは子どもにとっても口ずさみやすく、今後の人生の節目に思い出すこともあると思われます。
かくいう私も、小学校3年の時の担任がこの言葉を授業中に紹介されたときのことを今も思い出します。
「なせばなる」ってどういうこと?と尋ねると、みなキョトンとしていましたが、「やればできる」ということだと伝えると、そくざに「やらなかったらなにもできひん」とか、「がんばる」とか、「ちょうせん」とか、あちこちから声がかかり楽しかったです。
「みななにができるようになりたい?」と聞くと、部屋中ひっくり返ったように「さかあがり、「たけうま」、「なわとび」、「じてんしゃ」、その他いっぱい返事がかえりました。
年少だとこうはいかないので、さすが年長さんだと感じた次第です。
一人ひとりの「やればできる」の気持ちを大事にして、日々の子どもたちのがんばりを見守っていきたいと思います。