今年の6月、7月は雨の日が多いです。今朝はとりわけ強い雨脚の中、どのグループも無事に登園できました。それは当たり前のことではなく、生活発表会の成功に匹敵する大きな達成だと思います。
雨で泣いたり渋ったりする子はだれもいません。いつもと変わりなく、レインコートに身を包み、淡々と山道を登って園舎に到着する・・・この点に子どもたちの四月からの大きな成長を感じました。
子どもたちは溝の中を勢いよく流れる雨水をみて「すごいな」を連発したり、「お山の上はどうなってるやろ?」と話し合ったり、「カタツムリがいっぱい出てくるんじゃない?」と言ったり、余裕満点の会話を交わしながらの登園でした。
私は第一グループを引率しましたが、ひどい雨降りのおかげで園への到着は今まで一番早く、8時50分を切っていました。雨が降らない場合、歩道を走る自転車を見つけるたび列の動きを止めるため、到着はもう少し遅くなります。
上の写真は晴天の日に信号待ちをしているシーンですが、歩道上で自転車とすれ違う時はいつも早めにこのように列を止め、自転車に通過してもらうようにしています。自転車側に立つのがお兄さん、お姉さんです。
山道に入っても下の写真のように子どもたちは手と手をつなぎ、しっかりとした足取りで園舎に向かいます。
ずいぶん背も伸び、少し日焼けした子どもたちの顔を見ながら、毎日の積み重ねは大きいと感じるこの頃です。