今日は年長児の部屋に出向き、紙芝居をしました。年中児と同じく「やさいいともだち」でした。
次に、「今から大事な話をします」と切り出した上で、園でみなが仲良く楽しく過ごすためのお約束を確認しました。内容は年中児と重複するので省きますが、頷いて聞く態度に「打てば響く」ものを感じました(年中児もしっかり聞いてくれましたが、テーマに反応する心を持った子どももいれば、まだぼんやりとした子もいます)。(お遊戯もそうでしたが)さすがに、一年の違いは大きいです。みなでしっかりルールを守ろうとお約束しました。
それとともに、クラスでは力いっぱい体を使って遊ぶことを大事にしたいと思います。さっそく夏期保育には、運動指導の達人(居関さん)にも来ていただき、「ああ、体を思いっきり動かすってこんなに楽しいんだ」とどのお子さんにも実感してもらえるような楽しい取り組みをしたいと予定しています。
もちろん基本は日常にあります。それぞれのクラス単位で、または学年単位で、先生が知恵を絞りながら、子どもたちと一緒に集団での運動あそびに取り組んでいきます。
私も園では鉄棒指導をすることがあります。といって、何も特別なことはしません。基本は、子どもたちのほうから「ねえ、みてー!」とあちこちから声がかかるのを見て、「おおっすごーい」とほめてあげるだけです。
今日も先生全員にお話をしたのですが、室内の絵画制作などでは、よほどでないと「おおっすごーい!」と感嘆の声をあげたりしません。
外遊びだと状況は一変します。かけ声は山中響くくらいの声で、子どもたちを大いにほめ、励ますことが大事です。それができたら、ルールを破ったときに、「それはダメ!」としっかりと伝えることもできます。つまり、よい、悪いのメッセージをメリハリをつけて伝えやすいのが、集団遊びのメリットです。
居関さんとお話ししていると、鬼ごっこだけでも200パターン以上あるそうです。