今日は一学期最後の俳句でした。新しい俳句は紹介せず、園児の作品を紹介するところから始めました。

あめのひは かさのおはなが きれいだな
すいかわり ぱっかりわれて おいしそう
あめんぼう みずできれいに およぐんだ

続いて卒園児の作品をいくつか紹介しました。幼稚園シリーズが中心です。

ようちえん みんながいてて たのしいな ゆう
ようちえん たのしくって うれしいな こころ
ようちえん いつもうきうき たのしいな みずき
ようちえん ともだちいっぱい だいすきだ りゅうすけ

あと、今日のように青空の日にふさわしいものとして、「はれてたら じてんしゃにのって はしりたい なぎさ」と、家の中にも題材はある、ということで「だいどころ ぴかぴかしてる きれいだな まあや」もあわせて紹介しました。

ようちえんシリーズの最後の二つは、個人的に感慨深いものがあります。お二人はもう卒園されて久しいのですが、年少のはじめのころ、登園時に本当によく涙を流されましたので(^^)。

さて、俳句の紹介が終わったところで、今日はあらたまって子どもたちを褒めました。1)今みんなが座っている座り方は正座といいます。それは日本の「正しい座り方」でおじいさん、おばあさんがみんなくらいのときは、毎日そのように座ってご飯も食べていました。でも長い間座るのは我慢がいります。みんなはその我慢ができました。2)先生が言った言葉をしっかり聞いて覚えることが出来ます。それを大きな声で発表することもできます。これは簡単なことではありません。3)俳句の時間に騒いだり、ふざけたりしません。これは大事なことです。逆に、おしゃべりすることはがんばって聞こうとしている人にとって迷惑なことです。これらのこと(1~3)がしっかりできる人は、どこの小学校に行っても立派にお勉強ができます、と。お友達とどう仲良くするかについては、昨日お話ししたように「勇気」という言葉を思い出して下さい、と補足しつつ。

このような内容のことをお話ししても、今の年長児は全員がしっかりこちらを向いて聞いてくれます。最後に一茶の「やせがえる・・・」を復唱して一学期の俳句を終えました。

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