子どもたちは土にふれることが大好きです。
昨日は年長児と年中児が、今日は年少児がひみつの庭で「収穫できるもの」を植え、ていねいに水をかける経験をしました。
じょうろの数がかぎられているので、バケツから両手で水をすくって水をかける子もいました。
手で土にふれたり、両手で水をすくう姿をみていると、自分自身の過去の経験が瞬時に蘇ります。ということは、今の一つ一つの子どもたちの経験も、きっと心のどこかに残ることになると思います。
年中、年長は先生たちが耕した土そのものを手でさわって作業しました。東山の山肌にじかに手で触れつつ、毎日水をやる経験はお山の幼稚園ならではです。将来町のどこかで東山を見上げた時、よい思い出として蘇るでしょう。
「土に触れる」。そこに「いのち」と「育てる」のキーワードが加わる点で昨日、今日と続けて意義深い取り組みに立ち会うことができました。あとは実りを「いただく」経験が待っています。無事の収穫を「いのる」経験も。