勉強にせよ、スポーツにせよ、子どもの意欲をどう育てるか?という議論は多いのですが、子どもの意欲をどう守るかという視点のほうが重要です。
「意欲ある子」という言い方は、意欲のない子がいるように聞こえますが、元来子どもは意欲の塊です。
現代社会において、大人は無意識のうちに、かつ悪気なく、風船のように大きくふくらんだ子どもの意欲をしぼませる傾向があります。
わかりやすい例としていつも引くのが、司馬遼太郎のエピソードです。
「好奇心」=「意欲」=「三つ子の魂」と読み替えて、意味は通ると思います。