時期柄、私にとって年少児と付き合う時間が長いです。
一人一人、毎日できることが増え、表情が豊かになるのが感じられます。
外遊びを終えて部屋に入るさい、一人一人の個性が際立ちます。
また、少しずつ、個々の関わり合いが出始めているこの頃です。
今日の帰り。私となら手をつなぐという男の子(最初の日は私とも手をつながなかったから大成長)。
私から見て右隣に年中児が手を出してくれています。
その子は自分の左手で私の右手をつかみ、頑としてその女児に手を握らそうとしません。
私は左手でその子の右手を握り、自分の右手を離し(ややこしい)、女の子の手とつながせようとしました。
当然のように手を引っ込めます。「お友だちと手をつなぐとお兄さんになるパワーがもらえるよ」というと、(その一言を待ってたのでしょうか)、おずおずと手を出してつなぎました。
「あ、だんだんおにいさんになってきたね」と言いながら、この四日の大きな成長を実感しました。
こうして語りだすときりがありません。
放課後はこういう話を先生同士で語り合います。
複数の目で、めいめいのよいところを見つけ、応援する気持ちで日々過ごしています。