幼稚園は、すでに夏休みに入っています。
毎日セミの声が山中響いています。
私は子どもの頃も、この山の上に住んでいましたので、夏休みといえば、(子どもたちのいない)山じゅうをわがもの顔で走り回り、虫取りに興じていました。
保護者からお電話を頂戴し、夏休み中に園内を家族で訪れてもいいでしょうか、とご質問をいただきましたが、どうぞご遠慮なく虫取りあみなどをご持参の上、お山であそんでください。
幼稚園の位置する地点は、一説によると海抜100メートルとのことですから、理論上は0.6度ほど気温も低く感じられるかも知れません(笑)。
ところで、幼稚園からでかける「秘密の森」は、園庭の奥にある御岳教会(園庭奥の教会)横の小道をのぼっていきます。途中で、バプテスト病院の最奥の地点と合流しますが、そこをまっすぐ登ればすぐのところに秘密の森があります。
(写真右奥に進むと教会入り口があり、そのすぐ左手に山道に入るスタート地点があります)
30年ほど前は、さらさらの砂で表面が覆われていたため、「すべりやま」と呼ばれていた地点です。今は木々が頭上を覆っています。
ここは東山三十六峰の一つ、北白川山につながるところで、そのままどんどん進めば、修学院の狸谷不動院まで到達します。
一方、子どもたちが「川あそび」をする地点は、バプテスト病院入り口手前を右手にとり、そのまま道なりに進むと5分以内に川にたどり着きます。
ここは五木寛之氏のエッセイにも出てくる由緒ある川です。
(川にはサワガニがいます)