今日は3月の誕生会でした。
一瞬の大切さを伝えました。
残りの日数はわずかですが、一瞬は無限ともいえるほどたくさんあります。
安全面でも一瞬は大事です。
園生活をふりかえり、昨日までできなかったこと(鉄棒など)をもう一度トライするか、せずにすませるか、その判断は一瞬です。
「よし、やろう」と。その結果、「できた!」というドラマが待ち受けるかもしれません。
一瞬を大事にするとは「あきらめない」ということでもあります。
この一年過ごした仲間に「ごめんね」が言えずにいたなら、そのモヤモヤを晴らすのは一瞬の決意にかかっています。
モヤモヤのままでよいか、「よし」と思って声に出して伝えてみる。
一瞬を大事にするとは「勇気を出す」ということでもあります。
終了式、卒園式までの一日、一日、一瞬、一瞬を大事に過ごしてください、と伝えました。
追伸
今朝いつもより多くの保護者に見送られてスタートした子どもたち。みな、心なしか、いつも以上にいっそう表情が明るく感じられました。最前列の年長男児と「将来の夢」について語り合っていたところ、隣の年少男児がぽそりと「ぼくは幼稚園が大好きや」と言ったように聞こえ、あわてて「え、いまなんていったん?」と聞き返すと、さっきより大きな声で「ぼくは幼稚園が大好きや」と答えてくれました。感無量の瞬間でした。