二日前に岡潔氏の言葉を紹介しましたが、そのようなテーマを頭の中で考えていると、次の言葉に出会いました。

現代の子供に関する考え方には大きな間違いがあると思います。それは生まれ落ちた子供は、いわば空っぽの袋であって、そこに何か詰める作業が早ければ早いほど、のちの中身は増えるというものです。 『エンデの文明砂漠』より

岡氏と同じ趣旨の言葉だと思われました。エンデはミヒャエル・エンデのことで、『モモ』の作者です。エンデの文明批判は興味深く、示唆的です。

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