園庭で遊びの終わりの合図が鳴ると子どもたちは一斉に使っていたおもちゃなどを片付けます。
家でもそうだと思いますが、おもちゃの片づけをどれだけスムーズにさせるかのカギは、むやみにたくさんのおもちゃを出さないことであり、遊んでいる最中にも出しっぱなしのおもちゃがないように大人が気を付けること（＝子どもたちに注意を促すこと）だと思います。
また、家庭と違って幼稚園は集団教育の場なので、お片付けの時間帯は皆が力を合わせて片付けに取り組めているかをしっかりチェックし、時に子どもたちを励ましたり注意を促したりする必要があることは言うまでもありません。
以前にも書きましたが、鐘が鳴ったあとは「私の時間」でなく「公の時間」になります。遊ぶ時は遊ぶ、片付けるときは片付ける、といったメリハリをつけることで、子どもたちは己の楽しみを追求するとともに社会で生きるうえで大事なことを学びます。
