京大総合博物館で「森の学校」を観ました。一言で言うと、お子様をお持ちの世代の方はぜひ一度ご覧ください、という内容でした。

自然環境も当時と今とではずいぶん変わりましたが、子どもの中にある「自然」(虫を探し、元気いっぱい自然の中を走り回る気持ちなど)もまた昔と今とではずいぶん様変わりしました。

映画の冒頭で子どもたちが城跡の石垣をよじ登るシーンなど、私も思わず「危ない」と思ったたほどです。そんな私の心配をよそに、画面の子どもたちは平気な様子で「危険な」遊びを次々繰り広げていきます。

「危険」といえば、昔にはない「危険」(交通環境その他)が身近に迫り、しかも日常化していますが、その中でもまれながら、現代の子どもたちは子どもたちで、この新しい環境の中でもたくましく生きる力を磨いているのだと思います。

いずれにしましても、「しぜん」と「あそび」がキーワードになる点に違いはありません。時間を見つけて、原作も読んでみたいと思いました。

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