教育– category –
-
2024-12-29 ダメと言うとき
仕事柄、子どもについ叱りすぎるという母親の反省の声を聞く機会があります。そのようなとき、わたしは腹の底から本気で「ダメ!」と叱るときはどういう状況か、イメージしてもらうことにしています。「絶対にダメ」という基準を持つと言うことです。それ... -
2024-12-28 佐々木正美氏の言葉
佐々木正美氏(児童精神科医)の言葉を紹介します。短いですが、ヒントが詰まっています。 しつけというのは結局のところ、禁止や強制から始まる。「こうしなさい」「これはいけません」と言うことである。しかし、大事なことは、それがいつできるようにな... -
2024-12-26 子ども時代をたのしんで
定期的にご紹介する石井桃子さんのメッセージです。 子どもたちよ 子ども時代を しっかりと たのしんでください。おとなになってから 老人になってから あなたを支えてくれるのは 子ども時代の「あなた」です。(石井桃子) 蛇足ながら、幼稚園の仕... -
2024-12-25 『絵本と共に語らいを』――親子で紡ぐ幸福の原体験
今年の「絵本通信」で書いた記事を再掲します。 『絵本と共に語らいを』――親子で紡ぐ幸福の原体験 『万葉集』に「銀も金も玉も何せむに勝れる宝子に及かめやも」(山上憶良)という歌があります。どれだけ社会が変化し、多忙を極めても、親が子にそそぐ眼... -
2024-12-23 岡潔氏の言葉(2)
岡潔:人は極端になにかをやれば、必ず好きになるという性質をもっています。好きにならぬのがむしろ不思議です。好きでやるのじゃない、ただ試験目当てに勉強するというような仕方は、人本来の道じゃないから、むしろそのほうがむつかしい。 (小林秀雄・... -
2024-12-22 岡潔氏の言葉
短いですが、数学者岡潔氏の言葉を紹介します。 すべて成熟は早すぎるより遅すぎる方がよい。これが教育というものの根本原理だと思う。岡潔『春宵十話』より -
2024-12-03 子どもたちの優しさのたすきリレー
満三歳児さんが入園するたび、年少児クラスが活気づき、年少児が一段と成長する、というふうに感じています。 子どもたちは、自分の過去の姿を間近で見守ることで、そのとき自分が周囲から受けた優しさを思い出しているようです。 赤ちゃんはなにもかも周...