年度の締めくくりとして、「時代の扉を開く鍵――草の根の教養教育とラテン語と」と題したエッセイをお届けします。 幼稚園児が巣立っていくこの社会を、少しでも風通しのよいものにしたいと願い、「幼稚園」の付帯事業として「山の学校・・・
「2025年3月」の記事一覧
2025-03-30 AI時代と子どもたち
今から6年前に「AI時代と子どもたち」と題するエッセイを「山びこ通信」に寄稿しました。 >>AI時代と子どもたち その後のAIの急速な発展、浸透を見る中、一方、卒園児の多方面にわたる充実した活躍を見聞きする中、ここで書か・・・
2025-03-29 桜の開花
幼稚園のプレイルーム前の桜が咲き始めました(園庭のは蕾です)。 桜の開花を待ちわびた方も大勢おられると思います。 温暖化云々で自然環境の異変が多々報道される一方で、自然が律儀なまで季節の循環を守っていることも事実です。 ・・・
2025-03-28 山を登ること
人間は便利を追求するようでいて、不便を楽しむ生き物のようです。 もし便利だけを追求するのであれば、誰も山登りはしないでしょう。 なぜ山に登るのかと問われた登山家が「そこに山があるから」と答えた逸話が有名ですが、補足すると・・・
2025-03-27 子どもの涙と笑い
大人と違い、子どもはよく泣き、よく笑います。 子どもはなぜ涙を流すのでしょうか。 仕事柄子どもの涙は日常茶飯事で、その都度心の声を理解しようと努めます。 そのような経験を整理して、以前次のような一文を拙著にまとめました。・・・
2025-03-26 狂言の導く出会いと感動
今日はユニークな狂言の会を鑑賞しました。 この会でも卒園児が大活躍でした。 といいますのも、主催者の茂山忠三郎さんも梅園紗千さんも、小学生の茂山兄妹も、全員がおやまの幼稚園の卒園児さんだったからです。 すべての演目が素晴・・・
2025-03-25 思い出すことなど
不思議なことに、昨日の夜、右のサイドバーに「レインコートを着せてあげる」の記事が出てきました。 なんたる偶然、それとも必然? 写真の年長男女は私が記事で取り上げた近衛の演奏会に1年生として参加していました。 一つ目の写真・・・