時間は後戻りしないということと、未来は誰にも予見できないということは、おそらく古今東西変わらない真理です。

未来についてまことしやかに語られることは、森羅万象いろいろありますが、本当のことは誰にもわからないので、自信を持って「絶対こうなる」と言われると、私はいつも心のなかでそれに反発し、疑う癖があるのですが、それはそれでよいことだと思っています。

徒然草にも「今を生きよ」的なメッセージは多く見られますが、なんといっても西洋の古典文学はそのモチーフのオンパレードです。

スティーブ・ジョブズが、ドットとドットが線になる、その線が見えるのは今でなく未来においてである、的なことを言ってましたが、ドットを強く打ち込むことが、今を生きるということだろうと思っています。

幼児のすばらしいのは、誰に言われなくても「今を生きる」を実践していることです。

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