教育の世界で「子どもの声を聞くことが大切」というフレーズはよく見聞きしますが、声にならない声も含めて聞く耳を持ちたいと思います。

このことと関係して思い出す言葉があります。

ずいぶん昔、幼稚園協会の理事をしたとき講師としてお招きした佐々木正美先生の言葉:

「親が子どもに何をすればいいか。それは子ども自身が教えてくれる。」というものです。

主語の「親」を「幼稚園の先生」と入れ替えても十分意味は通じます。

未来を見通し、計画を立てる理性も大切ですが、子どもの心の声を聞く感性を大切にしなければ、多くは絵に描いた餅で終わります。

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