一昨日年中児と森で遊んだとき、K君が「はい、この花びらをIkuko先生に渡して。色水に使えるから」と小さい花びらを手渡しました。
私が手に取って「ありがとう」と言うやいなや、それは手のひらから落ちてしまいました。
地面は落ち葉に覆われていて、容易に見つかりません。K君に「ごめん」と謝ると、「べつにいいよ」とのこと。
それでも、まずいなあ、困ったなあ、と思いながら探していると、K君をはじめ、数名の子どもたちが一緒に探してくれました。
本当に小さい花びらだったので、いくら探してもまったく見つかりません。
ほとほと弱り果てていると、誰ともなく、「これかな?」とか、「気にしんとき」と言って、いろいろ見つけては手渡してくれました。
その結果、写真のようにいろいろ集まりました。
花びらではないのですが、一つ一つが子どもたちの優しい心くばりの記録です。