辞書で「登園」を調べると、「園児が幼稚園や保育園などに行くこと」とあります。
なぜ「登」の字が使われるか、興味深いです。
本園は別名「お山の幼稚園」。北白川山(標高120メートル)の上にあります。文字通りの意味で、坂道を「登って」園に着きます。
5か所ある集合地点から片道1キロほどの道を歩いて山のふもとまで来て、そこからさらにお山の上まで登って登園します。
みな歯を食いしばって「登山」しているかというと、笑顔で語らいながら気が付けばてっぺんに着いているという感じです。
何か「これ」と決めたことを1歩1歩楽しく継続し、気が付くとゴールしている、という展開は、大人になっても、人生の生き方のヒントになると思います。