暑い日が続きますが、お盆を過ぎてから蝉の声が少しずつ変わってきました。

今日は夕方から秋を思わせる虫の声が聞こえています。

九月間近です。実感しにくいことですが、少しずつ秋が近づいています。

季節の移り変わりに思い出す言葉があります。

無窮の彼方へ流れゆく時を、めぐる季節で確かに感じることができる。自然とは、何と粋な計らいをするのだろうと思う。一年に一度、名残惜しく過ぎゆくものに、この世で何度めぐり会えるのか。その回数を数えるほど、人の一生の短さを知ることはないのかもしれない。(星野道夫)

季節は特定の日にギアを入れ替えるのではなく、毎日少しずつ「めぐる」ものなのでしょう。

都会生活は便利ですが、「便利」に慣れすぎると、その「めぐり」を実感するチャンスから遠のきます。

さいわい本園の子どもたちはそのチャンスにおおいに恵まれているといえます。

九月の登園初日から「あれが変わった、これが前と違う!」と様々な発見を口にしあう姿が今から目に浮かびます。

関連記事: