今日は第二回目の入園説明会を開きました。多数のご来園をありがとうございました。
歩いての登園
自然はともだち
遊びは学び
この三つのことについて、具体例も交えながら本園の教育方針についてお話をさせていただきました。
みなさんが真剣なまなざしで聞いてくださるので、つい普段以上に力が入って話してしまったと反省していたのですが、アンケートに目を通しますと、私の言いたかったことを真正面から受け止めてくださっていたようで、ホッとしているところです。
教育にはいろいろな考えがあると思いますが、一言で申し上げたかったことを要約しますと、「一人一人、自分のペースで人生を歩んでほしい」というのが私の心からの願いです。
迷ったときは「じぶんは自分」とつぶやくのがよいのでしょう。
本園は昔ながらの幼稚園ですが、目に見えない部分で変えているところもあれば、頑として譲らない不変の部分もあります。まさに園として「じぶんは自分」を言い聞かせながら、信念を貫かせてもらっています。このような時代にこのようなことが許されるのも、まことにありがたいことだと受け止めなければなりません。
二回の説明会を通じ、私は、すべてをさらけ出し、包み隠さずお話したつもりです。できることはできるし、やるべきことは何をおいてもやりとげます。でも、できないことはできない、と。
すべては子どもたちのために・・・。
そのため、今私たちができることはなにか?
この問いから生まれた答えを、本園は教職員ひとつになって、日々実践していきたいと、決意をいま新たにいたします。