今日は保護者会でした。後半は「子どもと勝ち負け」というタイトルでお話をさせていただきました。
「勝ち負け」のつく世界では、それとどう付き合うかが重要です。子どもたちには「何が何でも一番を目指せ」という無理難題を押し付けるつもりはありません。
やればできると信じること、逃げずに挑戦する姿勢が何より大切だと思います。
子どもたちは好奇心の塊ですが、その目は自然界という外部に向けられることもあれば、自分の内面に向けられることもあります。「自分もやればできるかもしれない」と信じて取り組んでみる姿勢自体、自分を試すという意味において、好奇心の立派な発露ではないでしょうか。
幼稚園という集団教育の場では、この意味での好奇心も大切に守らなければならないと考えております。
基本的に、7,8月に園長日記に書いた内容と重複した話でしたが、小学校に上がってからの勉強を含めた生活についても話は及びました。そのあたりについては、またあらためて書かせていただきます。