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私が担当している俳句の時間をふりかえっています。

今年の特徴は、自作の俳句を提出する子どもの数が多いことと、個々の作品のクオリティーが高いことだと感じております。他方で、俳句の発表の時間をこの1ヶ月設けているのですが、遠慮がちな子どもの数も例年に比べて多い印象です。

私もそうですが、人前で立って発表するより、文字で書いて提出する方が得意ということだろうと判断しています。ただし、自信がみなぎれば、両立は可能です。

また、来月から始まる最後のメインイベントとなる「劇の発表」は、人前で自信を持って演技することが基本になります。一人残らず全員力をあわせて成り立つ発表会となります。リレーと同じく、「ぼくはやらない。走らない」という選択肢はありえません。かなりハードルの高い取り組みですが、開園以来、毎年年長児は劇の発表を行い、今年で67回目を迎えます。

前回の俳句の時間では、「俳句の発表が劇の発表の練習になっている」と説明したあと、「今目の前に2つの道があります。このまま遠慮しつづける道が一つで、もう一つの道は、「よし、やろう」と思って発表する道を選ぶことです」。

もう一押しの勇気で発表ができるかに見える今の時期だからこそ、あえてはっきりと全員に励ましの言葉を述べました。子どもたちは、どのように受け取ってくれたでしょうか。

来週の火曜日がいよいよ今年の最終回。一人でも多くの「はい、はい!」という元気な声と(あててくれといわんばかりの)挙手に出会えることを願っています。

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