山びこ通信に「Homo sum. 私は人間である」と題したエッセイを書きました。
人間の人間による人間のための教育というのを考えていく必要があると思います。
その意味で今後「哲学」の果たす役割はますます重くなると考えられます。
哲学(ピロソピア)は語源に照らすと「知を愛すること」であり、探求心を輝かせる幼児も「哲学者」ということになります。
「哲学者」はつねに自分で自分に問いを出し、それに答えようとするでしょう。抑えきれない思いから、いつも図鑑を調べ、質問をするでしょう。
学校に上がると、その探求心がしぼんでいくとしたら、教育とはなにか、考えずにいられません。