先日の運動会の後、年中男児の保護者(お父さん)よりメールで感想をいただきました。

その中に、私の心を熱くする言葉が書かれていました。

週末にお子さんとかけっこの練習をされたところ、左右前後をきょろきょろ見ながら走る姿が少し気になり、「ゴールまで絶対横や後ろを見るな。それだけは守りなさい」と伝えられました。

さて、運動会当日。お子さんは四人中三番か四番でした。しかし一回もわき目を振らなかったことについて、「頑張ったからよかったじゃない」と言われる奥様の横で、「お前は一回もわき目を振らなかった。お前は自分に勝ったんだ。お父さんはえらいと思ったよ」と言われました。

心を熱くする言葉というのは、確かにこの世にあるのですね。お子さんはきょとんとされたかもしれませんが、今までも、そして、これからもこのようなまなざしでお父さんに応援してもらえるなら、男の子はどこまでもまっすぐ伸びていくと確信します。

もちろん、山の道がそうであるように、頂に至る道はさまざまです。

それぞれのご家庭にドラマがあり、それぞれのご家庭で、お子さんにふさわしい言葉をご両親が選び、応援、激励の気持ちをお伝えになったことと思います。

そのように強く信じることができるほど、今日は最高の秋晴れのお天気の下で、外遊びの時間を力いっぱい満喫した子どもたちでした。

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