「山坂達者」という言葉があります。
鹿児島出身の山の学校の先生から教わりました。
園児を連れて山の道を上がるときと、仕事を離れ、一個人として同じ山道を登るときとでは、心理的にも、肉体的にも印象はまるで違います。
子どもたちと一緒に歩くと心も軽く、気づくと山頂に着いている、という感じです。
話変わって、日本語の「山坂達者」から連想されるラテン語の言葉があります。
Montani semper Liberi.
山の民は常に自由である。
これはアメリカのウェスト・ヴァージニア州のモットーです。
主語は、「山にいる者は」でもよいし、「人は山に入れば」と訳してもよいです。
自園のモットーに採用してもよさそうです。