新しい俳句に取り組みました。芭蕉の俳句です。

今まで扱ったものをおさらいすると以下の通りです。

かたつぶり そろそろ登れ 富士の山 一茶
大蛍 ゆらりゆらりと 通りけり 一茶
昼見れば 首筋赤き 蛍かな 芭蕉

今日は「五月雨を 集めて早し 最上川 芭蕉」を紹介しました。

新しい俳句を学んだ後で、もう一度「かたつぶり・・・」から順に練習しました。私が見たところ、子どもたちはまだまだ腹八分目のようです。もっとおかわり!という気持ちが顔に書いてあります。

また、今朝は石段の上に到着したとき、「はい」と二人の女の子に俳句のお手紙をいただきました。一人目は、上の句の始まりを「つばめ」とするか「すずめ」とするかで迷った末、「つばめになおしておいて」と言いました。私は言葉の選択をぎりぎりまで悩む姿勢に心打たれました。

もう一人は大事そうに一枚のお手紙を出してくれました。自分で書いた字の下のほうに、お母様のメッセージも書き添えてあり、お家での和やかなやりとりが聞こえてきそうで、幸せな気持ちになりました。

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