昨日の運動遊びを終えた後、園長室でSegawa先生とあれこれ教育の話をしました。
その中でどうすれば子どもがボールの扱いに慣れるのか?ということについて、私と先生の考えは一致しました。
それは保護者とマンツーマンで取り組むのがベストというものです。
幼稚園で子ども同士でキャッチボールさせても長く続きません。
大人が相手をするのがベストですが、幼稚園で先生1人が大勢の子どもたちとマンツーマンで対応すると、これまた非効率です。
ベストは家でキャッチボールをすることです。
グローブとボールをもって公園に行く必要はありません。
Segawa先生は子どもたちに「家でキャッチボールしてください。ボールはなくてもよいです。新聞紙を丸めてそれを使えばいいです」と言われました。
私も同じ意見で、かつてそのことについてエッセイを書きました。
部屋が狭くても、ボールがなくても、安全に楽しく取り組む方法はあります。
同じことは言葉の教育についても言えます。
子どもにとって、言葉を学ぶもっとも大切な場所は、家の中だと思います。
目と目をあわせて言葉を丁寧にかわすこと。
「言葉」を「ボール」に置き換えれば、キャッチボールと同じことだと気づきます。